MNクラウド サービス詳細

Hospital/Clinic

MN クラウド for Clinic FAQ

Q1. デジタルサイネージとは何ですか?

デジタルサイネージとは、テレビ等のモニターを使用して、PCや小型PC(セットトップボックス:STBと呼ばれる)を利用して、決まった時間に登録したコンテンツを配信する仕組みです。

 

クリニックや商業施設では、壁掛けで配信することが多く、インターネットでの配信を行うことがほとんどです。この仕組みを「患者向け院内デジタルサイネージ」と呼称することが多くなっています。

 

Q2. クリニックでは何ができますか?

待合室や受付での活用例は多岐にわたります。

例えば:

  • 季節ごとの注意喚起や、予防接種案内
  • 気分転換のコンテンツ(環境映像や教養番組)
  • スタッフ紹介や、院内ルールの周知
  • 呼出番号や、待ち時間・待ち人数の表示(画面右袖に組み込みます)
  • 検査・治療説明動画の放映
  • 検査のための服薬指導(予備知識)
  • 混雑状況や診療・会計方法の案内(予約、問診、オンライン診療など)
  • 休診情報の掲示
  • タブレットやアプリも併用・連携し、施術や日帰り手術の

 

デジタルサイネージでは、紙の掲示物に比べ、更新の手間を減らし、タイムリーな情報発信が可能となり、患者満足度の向上につながります。

Before / After

掲示物の写真      サイネージ導入後の写真

 

Q3. MNクラウド for Clinic の主な強みは?(他社比較の着眼点)

  • 初期/運用コストの最適化・最小化

    既存テレビの活用により最小10万円からのスタートが可能

    サービス構成のオプションによりコストを抑えた展開が可能

    開院クリニック向け特別価格設定で費用を、再極小化

  • 医療特化コンテンツの厚み

    診療科別の年間番組表、医学監修有素材のみの利用

    院内掲示テンプレの豊富さ

    無料医療イラストx万点を提供

  • 自作イラストの無料提供
    ご自身で原稿を作られたい場合には、あらゆる制作用イラスト(医療用イラスト)を無償提供、作成いたします。
  • 拡張性:
    受付機・呼出番号・待ち時間表示、Web・予約システム連携、タブレット、アプリ連動などが可能です。
  • 信頼性:
    PCが、ファンレスの為、5年以内故障リスクが他社製品と比較し、40~80%低減します。ソフトウェアが堅牢でセキュリティー制御もされているため、最大5年までの機器保証が可能です(Win8⇒10⇒11⇒12と移行するコストがかかりません)
  • 運用しやすさ:
    共同編集(メール、電話などで依頼、お任せ)と自主管理(自分でコンテンツを差し替え)の両立が可能です。

 

Q4. 他社を選ぶ場合に起こりがちなリスクは?

代表例:

  • 保守対応の弱さ(地方/離島対応や部品在庫が不十分)。
  • PCの買い替え費用が二重でかかることを防ぐ為、PCをそのまま放置利用し、セキュリティー対応を放棄した結果、医院の管理の外にある、サイネージ用PCがハッキング用のハブになってしまう(Win10のセキュリティーサポートは、2025年10月14日に終了)
  •  耐久性/騒音/美観(PCのファン音がうるさい。配線が露出している、熱問題で故障)
  • セキュリティ設計の甘さ(ネットワーク分離/更新運用の不備)
  • コンテンツの乏しさ/更新の遅さ(医療特化が弱い、緊急表示がしづらい)
  • 制作物の医療監修が不充分(薬事薬機法についての基礎知識も不足)

 

Q5. 料金の目安は? どこまで含まれますか?

初期費用(機器・設置関連)+月額(配信/保守/制作範囲)。

MNは最小構成からスタートした段階導入プランも用意しており、また、動画制作や、テロップ/ニュース等の有無で月額が変動します。加えて、12か月以降のお値引きプランもあります(年払い引き落としの場合)。

 

見積比較時は、PCの性能(2~5年保証は可能か?)、工事費(壁掛・電源・LAN)や、更新作業の頻度、制作する動画の尺数、保証延長年数(1年⇒5年)、出張費、を把握することをお勧めします。

 

Q6. コンテンツは誰が作りますか? 院の負担は?

MNは「お任せ制作+共同編集+自作」のハイブリッド 型です。
既存にあるポスター/説明資料/院内ルールをすべて動画化・テンプレ化できます。
季節情報や番組は、あらかじめお客様と相談した決めた年間番組表で放映します。
オリジナル動画を作成する際には、
・原稿を貴院で作成またはZoom面談で相談⇒制作台本提出⇒動画編集(仮)⇒動画編集(本番、コメント反映)のサイクルで、更新依頼→校正→放映の定型フローが標準化されていますか?

 

Q7. セキュリティは問題ありませんか?

推奨構成では、院内基幹系(レセコン等)とサイネージ用ネットワークを論理分離し、端末は定期更新と常駐セキュリティで保護します。

Wi-FiはWPA2以上、通信はHTTPS/VPN、管理画面は権限分離と多要素認証を推奨。現場に合わせてVLAN/FW/物理施錠も設計。

他社比較では、端末OSの更新性・遠隔管理の仕組み・ネットワーク分離の可否を必ず確認してください。

 

Q8. 導入までの流れと期間は?

現地調査→配線/設置設計→見積/発注→工事→機器設置→初期編成→試験放映→本番

台置きなら短期、壁掛/天吊・長距離配線は工事調整で長めになります。開院準備と並行する場合は、内装・電源・LANの計画初期から相談いただくとスムーズです。